ダイビングインストラクター

海に一番近いところで、人を想う仕事

パパラギはずっと職業としてのダイビングインストラクターの価値を真剣に考えてきました。
そして、今もその途中にいます。
パパラギのダイビングインストラクターと他のダイビングインストラクターとの違いは何でしょうか?

 

私たちにとっての仕事 –海に感動してもらうこと–


私たちの仕事は、非日常の水中世界との出会いを機に人生が変わる、価値観が変わる。そんな体験を、海とタッグを組んで仕掛けること。

ダイビングインストラクターは、海に感動する心の動きが報酬になります。
安全管理もスキルの習得も全てはその瞬間のために。

仕事の舞台は毎日変わります。
意図通りの水中世界をお見せすることができる時もあれば、意図しない期待以上の景色を海がプレゼントしてくれることもあります。
思い通りにいかないこともありますが、だからこそお客様が一緒に潜った海に感動してくださっている経験はとても貴重なもの。
海との出会いを演出することができるのもダイビングインストラクターの腕の見せどころ
海の変化を読み、海の経験と知識を深めることが責任でもあります。
海と向き合い、人と向き合い続けることが終わりのないダイビングインストラクターの道なのです。

 

私たちにとっての海 –海はよき友であり、よき師である–


職業人である前に、一人の人間です。

生きていれば良いこともあれば悪いこともあります。職場でもあり、同僚でもある海は時に力を貸してくれ、時に励ましてくれます。
まさに海が生活の一部になっていると言っても過言ではありません。
海で働く事で学ぶことも多いです。海は時に手厳しく、お客様の安全を守るためには人としての信頼が不可欠です。
また、ダイビングインストラクターとして経験を積み、指導技術に自信がついたとしても満足することはありません。
いつも改善の余地を海が教えてくれます。
人として成長すること。指導技術を磨き続けること。今日よりも明日。海に助けられ、教えられながら人として学び続け、高みを目指します。

 

パパラギのダイビングインストラクター –好きを応援する人–


私たちの仕事は誰かにやらされて選ぶものではありません。

海への憧れ、インストラクターへの憧れがきっかけとなりこの世界に飛び込むわけですが、憧れだけでは長続きしません。
憧れの域を脱するにはちょっとしたきっかけが必要です。

パパラギには、挑戦を応援する文化があります。パパラギ自体が、ダイビングインストラクターという職業の確立に挑戦してきた歴史が背景にあるので、スタッフであれお客様であれ、挑戦する人の側にはいつも応援する人、理解者がいます。

毎年、新人インストラクターは「ルーキーツアー」で海でのお披露目の機会をいただいています。
このツアーを目標に、海での安全管理やダイビングインストラクターとして過ごす海での時間を勉強し、準備し、練習し、シミュレーションを重ねます。
準備に準備を重ね、毎年立派にインストラクターとしての門出を果たしますが、この成功体験はこのツアーにご参加いただくお客様の力無くしてはあり得ません。
いつもルーキーツアーにご参加いただくお客様は、自分が楽しむためにというよりもツアーを成功させるために来て頂いてるかのような、暖かい雰囲気で見守ってくださいます。

新人インストラクター時代のこうした経験は、憧れだった職業に感謝が芽生えて愛情が湧くきっかけとなります。
もっと力をつけよう。自分の好きを磨いてお客様の役に立てようと。

パパラギのダイビングインストラクターは、好きを誰かの役に立てることを磨き、挑戦し続けている人と言えます。
パパラギの挑戦を応援する文化と、ルーキーツアーのように人を想う経験があるからこそ。海に一番近いところで、人を想うのです。

 

海で過ごすことで、元気で笑顔で帰っていく姿。社会の役に立っていることを実感する


私たちダイビングインストラクターは、お客様が海で過ごすことで元気で笑顔で帰っていく姿を見ると、社会の役に立っていることを実感します。職業人としてこんなに
嬉しいことはありません。
好きなことで社会の役に立ちたいと思った時に、性別や体力、身体のハンディキャップ、ライフステージが妨げになってはいけません。
NPOパパラギ“海と自然の教室”はまさしく私たちの想いを形にする活動ですし、結婚や出産を経た女性インストラクターだからこそできる活動もあります。
これからもダイビングインストラクターの新たな役割は、パパラギが先陣を切って広げていくでしょう。

出産後、職場復帰する女性インストラクターも。本社には子供と出社するママさんスタッフのスペースがあります。

憧れから始まった、私たちが大切にするダイビングインストラクターという仕事への愛情を失わぬよう、パパラギは当たり前を疑っていつも新しいことに挑戦し、パパラギらしさを開拓していきます。
ダイビングインストラクターとして、社会にどんな貢献ができるか。真剣に遊び、学び、挑戦し続ける。
それがパパラギのダイビングインストラクターという仕事です。

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